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タコマ (哨戒フリゲート) : ウィキペディア日本語版 | タコマ (哨戒フリゲート)
タコマ (USS Tacoma, PF-3) は、アメリカ海軍の哨戒フリゲート。タコマ級フリゲートの1隻。艦名はワシントン州タコマに因む。その名を持つ艦としては3隻目。 ==艦歴== タコマは海事委任契約(船体番号1421)の下1943年3月10日にカリフォルニア州リッチモンドのカイザー・カーゴ社で PG-111 (砲艦)として起工する。1943年4月15日に PF-3 (哨戒フリゲート)へ艦種変更され、1943年5月5日にタコマと命名された。1943年7月7日にA・R・バーガーセン夫人によって進水し、1943年11月6日に艦長エイドリアン・F・ヴェルナー沿岸警備隊少佐の指揮下就役した。 12月にカリフォルニア沖で整調訓練を完了すると、タコマは1944年1月に訓練艦としての任務に就く。6月27日までフリゲートに乗艦予定の水兵を訓練し、海上公試の完了後、アラスカ州海域への移動を命じられた。しかしながら公試は不調に終わり、機関室の火災のためアラスカへの移動は10月まで行われなかった。10月21日にコディアックに到着し、続く4ヶ月間をアラスカ州沿岸およびアリューシャン列島の島々の間で対潜哨戒、補給船の護衛などに費やし、アッツ島、エイダック、ダッチハーバーなどを訪問した。
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